還暦登山No.27 斑尾から天水山まで、えんできた

2021年8月8日ー8月12日


長野と新潟の県境の里山のトレイル。信越トレイルを斑尾山から天水山を越え松之山まで、えんで来た。結構なんぎぃルートだけど、ブナの原生林が、ばかげにきれいで、なんぎぃのも忘れてしまった。

第一日目。斑尾山直登はとんでも無くキツかった。なぁーしてあんなとこ登らせらぁと とかブツブツ言いながら赤池テントサイトについた。たった一人の独占だった。

二日目。桂池テントサイトへ。途中の希望湖は東山魁夷の「静映」のロケ地。

三日目。光が原高原キャンプ場まで。鍋倉山、黒倉山までがキツい。関田峠のブナの木の道は感動の連続だった。豪雪で折れた手足がまたくっついて伸びた木々がすごい生命力でせまってくる。「わりのぉ、とおらせてくんねかい。」と頭を下げないではいられない。頭を下げて通らないとゲンコツ食らう。豪雪で押し倒されてもなお成長しし続けた証だ。あれをみたら、どんなに上司に嫌味言われても頑張れる。ほんとにたまげた道だった。

光が原高原に着いたら、雨が激しくなって、管理人さんが待っててくれたように招き入れてくれた。今日はテントやめて部屋を借りた。2350円。なーしてそんなに安いん?シャワー(200円)浴びて生き返った。「俺の缶ビール売ってあげらぁ」と言って缶ビール売ってくれた。管理人さん、うんめかったぜぇ。

四日目。梨平峠、牧峠、宇津ノ俣峠、伏野峠、須川峠、野々海峠そして野々海キャンプ場。とにかくアップダウンの連続。ここでも一人だった。

五日目。まぁ、めずらしぃ、若い人が一人、下から登ってくらぁな。
あとはもう、天水山を目指すだけ。今回は、秋山郷から苗場には行かないで、大厳寺経由松之山へ。天水山のブナの森が綺麗だこと。「おまさんがたも一回行ってみらっしゃい。」そう叫ばないではいられない。鷹の湯には入れなかったし、ナスデビューにも、美人林にも行けなかったけど、いー山行だったなぁ。今度ゆっくりお湯ヘリに来るすけの、あちゃの。

 

2021年8月8日
09:20 斑尾高原ホテル
10:57 分岐
12:15 北山頂
12:57 タングラム温泉分岐
14:21 万坂峠 1381.5
14:45 袴湿原分岐
15:51 袴岳 1135
17:27 赤池キャンプ場 泊
2021年8月9日
05:00 赤池 発
06:36 沼池
07:18 毛無山 1022.1
08:12 涌井新池
09:24 涌井
10:36 富倉峠
11:12 北峠
13:20 黒岩山
14:34 桂池テントサイト 泊
2021年8月10日
05:00 桂池テントサイト 発
06:00 戸狩スキー場分岐
07:00 仏ヶ峰登山口
09:24 小沢峠
12:24 鍋倉山
13:06 久々野峠
14:18 筒方峠
14:24 茶屋池分岐
14:42 関田峠
15:30 光が原分岐
15:54 光が原高原キャンプ場 泊
2021年8月11日
05:00 光が原高原キャンプ場 発
05:36 光が原分岐
06:12 梨平峠
07:42 牧峠
08:54 宇津俣口分岐
09:18 宇津俣峠
12:00 伏野峠
13:24 須川峠
14:02 西マド湿原分岐
14:32 野々海峠
15:20 野々海高原キャンプ場 泊
2021年8月12日
07:00 野々海高原キャンプ場 発
07:18 深坂峠
09:24 天水山
10:17 信越トレイル松の山口
10:28 大厳寺高原分岐
11:40 大厳寺高原キャンプ場 下山
13:16 松之山温泉
16:00 十日町 ハヤマ荘 025-757-5760